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  • 石和石材 内のスペースでカフェを始めました。営業時間10時〜16時(15:30Lo) 水木定休です。

昨日今日の2日間で
当店自慢の石臼様の故郷、
岡山県の矢掛町へ行ってまいりました。

飛行機で行ったほうが安くて早いかな?とも思いましたが
今回は何かと予定を変更しやすい新幹線に決定

久々の新幹線はテンション上がりますね


矢掛町は倉敷と笠岡の間に位置するこちら↓

今回は2日目に尾道を観光したいと考えていたので
福山駅まで新幹線で行ってレンタカーで少し戻る形で向かいました。

そして到着したのは
石臼の採掘・加工・販売・卸などなど
すべてやってしまう「小野石材工業」様

今回案内してくださったのは
小野石材工業株式会社のお嬢様 小野純子さん

この方、
石材業界では超有名人で
最近ではお墓ディレクター検定の責任者も務められていて
大変業界に尽力されている方なんです。

そして明るくてトークが面白くて
お会いするだけで元気出るんですよね〜

今回もファミリーで大歓迎してくださりました。

ではでは早速肝心の山へ↓


天気に恵まれて超いい景色!

備中青石(石臼の石)の丁場は山と言っても
街から小田川を挟んですぐのところにありました。

ここまで住宅街から近い丁場は珍しいんですよ

備中青石は画像の通り玉石と呼ばれる石で
山全体が岩盤の石と違い
一つ一つ石の玉ごとに色味が違い
お墓のように同一の石目を求められる製品を作るのはかなり難しく
お墓にできるのは1〜3%なんだそう

だから画像に写っている殆どの石が
お墓には使えない石なんだそうです。

これなんか大きな石でしたが
ヒビがいくつも入っててしまってお墓には使えないそうなんです。

それでもこの時点で判断できるのはまだいい方で
加工して形を整えて最終工程で磨き始めてみたら
ヒビや流れや玉が出るなんてこともしょっちゅうなんですよ

我々のような小売店には綺麗に仕上がった製品しか入ってこないので忘れがちですが
山の石屋さんや加工屋さんは本当に大変です。

最近社長が掘り当てた石がこちら↓

でっかいでしょ〜

近づいてみましょ〜

この石は使えるといいな〜

にしても迫力すごっ

このあたり一帯の山から石は自体は採れるそうなんですが
殆どが白系の石で青く美しい石が採れるのはここだけなんだそうです。

同じような環境で出来たはずの石が
全然違くなるって自然は不思議ですよね

丁場見学の後は工場へ

今回はなんと運良く
コースターを加工しているシーンを見ることが出来ました。

こちらは均等な厚さに石に切り込みを入れ
その後穴あけ器で上からコースターのサイズに切った跡です

そしてこうして角をとったり形を整えて

この後磨いて完成

今回完成していた8枚を譲ってもらうことが出来たので
明日からカフェの物販スペースに並べますので
気になる方は早めにご来店くださいね〜

その後は矢掛の商店街を案内していただき

なんとこちらは石屋さんが始めた
チョコレート工房なんだそう

本当は仕込み日で営業していなかったのですが
純子さんパワーで無理やり見せていただけましたw

なんとカカオ用の石臼!!

ペーパーウェイトもロゴ入りで素敵

いや〜勉強になるわ〜

ウチも石屋でカフェ始めて
なかなか変わった事をしていると思っていましたが
世の中には遥か上を行ってる人がいらっしゃるんですね〜

そして街角には

「鬼滅の一刀石」
奥様見事です!!

このベンチかっこいいな〜

うちにも欲しいですね
霊園にもいいかも

買ったら高いだろうから
誰かくれないだろうか?

他にも写真は撮っていないのですが
矢掛の街はみんなが盛り上げようとしている様子で
とっても活気があり
素直にまた来たいなと思える街でした。

当店がある馬込霊園の参道もこんな雰囲気になって
お参りに来る事を楽しみにしてもらえるようにしなきゃなと
改めて思いました。

まずは自社で出来る事から
積み上げていかなきゃですね〜!

一日目の研修はこれで終了!

夜は福山に戻って
こちらをいただきました

旨かったな〜


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