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昨日お休みを頂き
「津南ウルトラマラソン」に出場し
なんとか完走して帰って参りました。

なので報告を兼ねてレースを振り返ってみたいと思います。

先ず
なぜ私がこのレースにエントリーしたのか?
から書いてみたいと思います。
↑そっからかよって聞こえそうですが
この時期にマラソンにエントリーするには
重要なところだと思います。

結論から言うと

「開催されそうだから」

これにつきますね。

ではなぜこのレースは開催されそうだと思ったかというと
いくつか条件があります。

○小規模であること
○コースが町中(住宅街)では無いこと
○大企業のスポンサーがいないこと
○地元行政が開催に協力的であること
○主催者さんが開催を前提に動いてくれていること
 (地元や関係者と関係性を築いていそう)

分かりやすいところで言うと
こんなところだと思います。

逆にほぼ開催が難しそうなのはこの逆ですよね。

マラソンのレースを開くには半年以上前から動くので
このような時期に企画するのはかなり難しいことです。

それが数千人規模だったら人を集めるというだけでもほぼ無理だし
大企業のスポンサーはストップかけるだろうし
地元行政も嫌がります。

その点このレースは
そもそもの始まりが津南の振興のために地元から
マラソンを開催してほしいという要望から始まったそうです。

そして小規模だから道路も止めないし信号も無い
受け入れ側のホテルにもメリットが大きく協力的。

地域住民の方には当然理解を得なくてはいけないけど
行政やホテルや主催者さんが理解いただける働きかけをしてくださったんだと思います。

約2年前からせっかく日々トレーニングしても中止となり
残念な思いをしてきましたが
もうエントリーの時点でこのあたりを考えて
目標にするレースを決めたほうがいいと思います。

前置きが長くなりましたが
ここからレースの振り返りです。

先ずスタートは朝5時なのでこんな感じ

みんなそれぞれにライトを点けてのスタートです。

5時半ころには明るくなってきたのですが
スタート時は真っ暗なのでライト必須です。

当然ですがスタートは元気で
津南の壮大な景色を楽しみます。

ちょうど稲刈りが始まったところで
稲穂がすごく綺麗でした。

雲海が見られて感動しましたが
自分は雲よりも高い場所にいるんだなと実感

標高が高いだけに慣れるまでの間
多少空気が薄いような感覚を覚えました。

この時は余裕だったな〜

このレースは一周16kmのコースを×6週=96km プラス スタート時にプラス4km走って
100kmになるコースです。


スタートのホテル前のエイドはホテルが用意してくれてるそうで
なかなかの充実度です。

1周目の(20km地点)ではこちらをいただきました。

牛丼です。

殆どの方はこの時点では給水程度なのですが
私の場合は経験上内蔵が弱いため
一般的にランナーがよくやるカーボローディングをやらず
前夜も普段どおりの少量の食事しか取らずスタート前も食べません。

だからこの地点が私の朝食なんです。

それと後半は胃が動かなくなるのを知っているので
前半でなるべくエネルギーになるものを食べておく作戦でした。

牛丼おいしかったな〜

2周目(36km地点)ではこちらを

きのこ汁です!

津南はきのこが名産のようで参加賞のお土産でも美味しいのを頂きました。

まだまだ元気ですね〜

写真も

↑お馬さん

↑ひまわり

↑コスモス

3周目(52km地点)はこちら 

焼きそば&きのこ汁  

スタートが5時なので10時17分ですね

食事はまだ美味しく食べられましたが
このあたりから日差しも強くなってきて気温も上がり
足が重くなってきました。

そして4周目です。
ここからが地獄でした。

周回レースですから当然同じコースを走っているのですが
これまでのコースと全く別のコースかと思うほど
登りが壁のように見えて足が前に出ません。

コース中に3回大きな登りポイントがあるのですが
4周目からはほぼ登りは歩きになりました。

それに加えて一番きついホテルに向かう最後の登りが
日当たりも強く日陰がなくなり歩くのもフラフラになり
正直リタイヤもよぎりました。

たぶんこの時私は
軽い熱中症になっていたと思います。

そしてのそこを登りきったところで
家族が応援で待っていてくれたのですが
全く笑顔も作れず情けない姿を見せる事になりました。

妻に「ちょっとエイドで休むわ」とだけ伝えて
フラフラになりがらなんとかエイドへ

4周目(68km地点)

もう辛すぎて写真に時計を入れるのを忘れてますね。
これを書いていて今気が付きました。

エイドでコーラとオレンジとプルーンを頂き
胃薬を飲んで3分ほど椅子に座って休憩

そのあとトイレに行って手を洗ったら
これがめちゃめちゃ冷たくて気持ちいいことを発見

津南だから水道から出る水が普通に冷たくて美味しいんですね

その冷たい水で
あっ俺熱中症かも?って気がついて
そこからしばらく手首・首・顔・頭などに水をかけて冷やして
水も大量に飲みました。

そしたらなんと大復活

足が前に動き出して
頭も冷静さを取り戻し前に進む気持ちになりました。

当初から目標は完走だったのでタイムなど気にせず
登りは歩く、下りは走る、平地は出来れば走って
辛かったら歩いても良しとして
5周目に入りました。

100kmあるあるなんですが
60k〜80kが一番キツくて
無理だからやめようと思っても
ちょっと休むと何故か動けるようになったりするんですよね。

5周目はエイドやトイレで水道を見つけるたびに身体を冷やして冷静さを保ち
なんとか切り抜けることが出来ました。

あっここで一つアドバイスですが
津南は約4キロごとにエイドを作ってくれているので
水分を持ちながら走らなくても大丈夫な間隔でエイドがあるのですが
最後のホテルに向かう登りだけは超キツくて歩くと時間がかかるので
その手前にある最後のエイドだけ 後半の日差しが強い時間帯は超辛いので
マイボトルでドリンクをもらって携行したほうがいいと思います。

5周目(84km地点)

時計の距離は2kmちょいズレちゃってますね。

ここではアスリチューンのカフェイン入り(コーヒー味)とコーラ

カフェインで少しでも痛さとか辛さを忘れる作戦。

ここでも当然水道水をバシャバシャ身体に頂き
冷やす冷やす

時間は15時過ぎになり
徐々に太陽が傾いてきてくれて少しずつ日陰も出てきました。

最後の1周となると元気も出てくるもので
スピードは遅くても気持ちがゴールに近づいていることで軽くなり
景色を楽しみながら進みました

ススキが綺麗だったな〜

最後の登りは相変わらず壁のようでしたが
のしのし亀のように歩いて
登りきったとこからは最後の力を振り絞ってちょいラン

なんとか↓

息子が撮ってくれました。

12時間13分24秒

ん〜 無理だったけど
欲を言うと12時間切りたいですね〜

これはまた挑戦しに来いよって言われてるのかな?

と言うことで以上がレースの振り返りでした。

2020年の館山若潮マラソン以来の1年8ヶ月ぶりのレースでしたが
やはりレースはいいっすね〜

もちろん当日の楽しさもですが
このレースがあってくれることで
ここに向けて練習する期間の充実感たるや
他のことには代えがたいです。

素晴らしい経験と楽しい時間を過ごさせてくださった
主催者様や関係者様、受け入れてくださった地元の皆様

本当にありがとうございました。

津南を走った事
一生忘れません!!

あ〜
次はどこ行こう


コメント一覧

返信2021年10月4日 9:53 PM

H24/

100キロ完走 おめでとうございます✨✨   お疲れ様でした😀   しかし、100キロ走るなんて……信じられないです………

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